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大型車の脱輪事故増加、「確実な点検」呼びかけ

2018年10月22日 (月)

ロジスティクス国土交通省は、冬用タイヤへの交換がピークを迎えるのを前に、大型車の車輪脱落事故が増加しているとして運送会社などの大型車ユーザーに確実なチェックを行うよう呼びかけている。

ホイール・ボルトの折損などによる大型車の車輪脱落事故発生件数は、2017年度に67件発生し、このうち2件が人身事故だった。この件数は16年度より11件多く、国交省では「近年、同事故の発生件数は増加傾向にある」として、関連業界団体と協力してタイヤ交換時の適正な作業の実施、一定距離走行後の増し締めなど「確実なチェック」を促す。

同省では、車輪脱落事故の発生が増加傾向にあることを受け、脱輪防止対策など従来から継続している取り組みとともに、業界ごとに取り組むべき車輪脱落事故防止のための「緊急対策」をまとめた。

特にこれから冬期に向けて冬用タイヤの交換がピークを迎えるため、大型車のユーザーなどの関係者に緊急対策の内容徹底を図る。

■緊急対策
http://www.mlit.go.jp/common/001258033.pdf