三菱ロジスNとオカムラ、パレット入出庫を自動化

（出所：三菱ロジスネクスト）

荷主三菱重工業と三菱ロジスネクスト、オカムラの3社は18日、三菱ロジスネクストのレーザー誘導方式AGF（無人フォークリフト）と、オカムラのパレット保管システムを組み合わせた、倉庫内の無人化ソリューションを製品化し、販売を開始したと発表した。入庫から保管、出庫までの一連の工程の省人化と効率化を実現する一つのソリューションとして訴求する。

入庫時は、三菱ロジスネクストのAGF「PLATTER Auto」（プラッターオート）が、オカムラのパレット保管システム「サイビスター」のラックにパレットを置くと、ラック内のシャトル（搬送台車）がパレットを最奥部まで搬送して格納。出庫時には、シャトルがパレットを搬出し、AGFに引き渡す。

「サイビスター」は、通路スペースを必要とせず、平置きや一般的なパレットラックによる保管に比べて2倍の保管量を確保できることから、AGFと組み合わせることで、省人化と収納効率の向上が期待できる。

このソリューションは、三菱ロジスネクストのオンサイト研修センター（埼玉県杉戸町）に展示しており、現地でデモンストレーションを見学することができる。

▲（左から）レーザー誘導方式AGF「PLATTER Auto」、パレットストレージシステム「サイビスター」（出所：三菱ロジスネクスト）