ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

動態管理サービスに新機能

Hacobu、車両の庫内温度含む一括管理可能に

2022年2月16日 (水)

(出所:Hacobu)

サービス・商品企業間物流の最適化を手がける「Hacobu」(ハコブ、東京都港区)は15日、同社が提供する物流業界に特化した動態管理サービスに、車両の庫内温度を含めた一括管理が可能となる新機能を追加したと発表した。

「MOVO Fleet」(ムーボ・フリート)と名付けられた同社の動体管理サービスは、物流業界に特化したテレマティクスサービスで、GPSを使った車両位置把握により、車両管理における業務負荷軽減や、配送の効率化を行うことが可能だ。

同社によると、温度管理への要求水準が高い医薬品業界や食品業界の顧客を中心に、「温度管理も動態管理と合わせて行いたい」という声が多く寄せられた。

そうしたことから、ムーボ・フリートを温度センサーと連携することで、走行中の車両の庫内温度を動態情報と合わせて一括管理できる新機能を追加することとなった。

▲温度管理機能の画面(出所:Hacobu)

連携により、トラック庫内に設置した温度センサーから収集したデータが、ムーボ・フリートに送信され、温度変化のグラフ表示や、異常検知が可能になる。また、温度ログも残るため、問題発生時の確認にも活用が可能だ。

ムーボ・フリートは、Logistics Cloud MOVO(ムーボ)のアプリケーションの一つで、車両管理の効率化で、荷主と運送会社双方のコスト削減を支援する。