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ダイワ、物流拠点敷地無償提供に消防署から感謝状

2022年2月22日 (火)

認証・表彰ダイワコーポレーション(東京都品川区)は22日、昨年5月から横浜市中消防署などに物流拠点敷地「横浜本牧第2営業所」を無償提供する取り組みに、中消防署・味上篤署長から感謝状と消防団協力事業所のプレートを授与されたと発表した。


▲左から感謝状、プレート(出所:ダイワコーポレーション)

授与は今月1日。同営業所は2017年に開設された物流拠点で、同社が災害対応訓練場所として中消防署のほか、横浜市の地元消防団に提供している。

▲左から横浜市中消防署署長味上篤、ダイワコーポレーション代表取締役社長曽根和光(出所:ダイワコーポレーション)

同社は中消防署管轄地区に同営業所を含む3つの物流拠点を構えており、倉庫の防災などを、日頃から中消防署などに担ってもらっているという。

消防訓練場所の提供に至ったきっかけは20年6月、「訓練場所が確保できず困っている」という、物流拠点の修繕工事で関わりのある消防団員からの相談だった。

有事に備えて訓練を怠るわけにはいかないが、同市中区には、工事や再開発などにより継続して訓練を行える場所が少ないとのことで、同社は地元消防団や地域に貢献できないか検討した。

同営業所のオーナーへ、災害訓練場所の提供を打診したところ、地域への貢献活動という観点で快く同意してもらい、昨年4月、同営業所のオーナーと横浜市との契約締結に至った。

同社は地域貢献としてだけでなく、当社内での防災・安全への意識が高まることも期待しており、今後とも通年にわたり中消防署や地元消防団と関わりを持ちたいと考えている。

同社は「これからもオーナーやデベロッパー、横浜市など地域社会との良好な関係を築きながら地域社会に貢献し、本業である物流拠点の展開や物流サービスの向上を目指していく」とコメントしている。

▲訓練の様子(出所:ダイワコーポレーション)