IHIと野村不、横浜市金沢区で物流施設開発PJ

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拠点・施設IHIは2月28日、横浜市金沢区の遊休地を野村不動産（東京都新宿区）に譲渡すると発表した。IHIは、保有する不動産を活用した物流施設開発プロジェクトを計画。野村不動産と共同で、最先端の物流施設を建造するとともに賃貸事業を展開する。

IHIは、横浜市金沢区の沿岸部の土地7万1940平方メートルについて、ことし3月と2023年3月の2段階で所有権持分を野村不動産に移転する。譲渡益は99億円。

横浜市金沢区の沿岸部では、首都高速道路湾岸線など交通アクセス面における優位性や各種産業の拠点進出が盛んであることから、物流施設の開発が進んでいる。

IHIは2022年3月期と23年3月期の連結決算で、その他の収益としてそれぞれ49億円を計上する予定だ。なお、22年3月期の連結業績予想については「ことし2月8日公表の数値を据え置く」としている。