佐川が浜松市、北海道南幌町・由仁町と災害協定

▲左から北海道支店支店長青木淳一、南幌町町長大崎貞二（出所：佐川急便）

環境・CSR佐川急便（京都市南区）は2日、浜松市、北海道の南幌町・由仁町とそれぞれ災害時を想定した支援物資の受け入れと配送に関する協定を締結したと発表した。ともに3月1日付。同社の東海と北海道の各支店長が地元自治体の首長と協定書を取り交わした。

甚大な土砂災害や地震などが発生した際、同社とその協力会社が倉庫を提供。全国各地から届く救援物資や生活用品を仕分けするなど管理して、避難所まで配送する。平時から行政との連携を強化して、万が一の事態に備える。

同社は過去の災害支援で、自衛隊と連携した物資輸送や営業所を拠点にした物資の受け入れを実施。小売事業者とともに被災地の店舗に日用品などを供給し、地元の生活インフラの正常化に向けた一翼も担った実績がある。