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日野自動車、排出ガスなどデータ不正の疑い

2022年3月4日 (金)

(イメージ)

荷主日野自動車が、エンジンの排出ガスなどをめぐる不正なデータを国に提出していた疑いのあることが4日、関係者への取材で分かった。

エンジンの一部について、法律で定められた基準を満たしていない可能性がある。日野自動車は4日夕に記者会見を開き、下義生会長と小木曽聡社長が出席して詳細を説明する。

日野自動車は4日午前に国土交通省に報告。同省は、道路運送車両法に抵触する可能性もあることから、データ不正の車両の安全性や環境性能に対する影響などについて、具体的な調査を近く始めるとみられる。

自動車メーカーのデータ不正をめぐっては、三菱自動車が2016年4月に軽乗用車「eKワゴン」など4車種で燃費性能にかかるデータ偽装が明らかになっている。