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近鉄エクス、米現法がオハイオ州の空港に営業所

2022年3月15日 (火)

▲LCK空港施設(出所:近鉄エクスプレス)

拠点・施設近鉄エクスプレスは15日、米国現地法人Kintetsu World Express(U.S.A)(キンテツ・ワールド・エクスプレス・ユーエスエー)が、米オハイオ州のコロンバス・リッケンバッカー国際空港に営業所を開設したと発表した。

リッケンバッカー国際空港には貨物定期便が乗り入れるなど、ゲートウェイとしての活用が進んでいる。米国における中西部最大の都市シカゴ、南部のアトランタ、東部のニューヨークまでトラック転送で1日、空港に隣接する米鉄道大手ノーフォーク・サザン、CSXの2社の鉄道駅からは東岸のニューヨーク・ニュージャージー港、ノーフォーク港までトラック輸送で1日、鉄道利用で最大2日と物流面で地理的な優位性も高い。いわゆる「リッケンバッカー・インランドポート」と呼ばれる複合的な物流拠点が形成されている。

近鉄エクスプレスは空港内に新設した営業所を、航空チャーター便の取り扱いをメインに空港を起点とする新しいサービスを構築する拠点と位置付ける。大手日系自動車やその関連企業が多く進出するほか、諸産業の米国製造サプライ・チェーンの中心地である当地において、旺盛な物流需要に対応したビジネスの拡大を目指す。

近鉄エクスプレスグループは、今回の営業所開設を契機として、高品質・高機能なロジスティクスサービスを提供するとともに、地域特性に応じた多様な物流ニーズに対応する事業基盤のさらなる強化を図っていく。