財務・人事センコーは、福田泰久社長が代表権のない取締役会長に就き、後任に杉本健司・取締役専務執行役員が就任するトップ人事を明らかにした。福田氏はセンコーグループホールディングス(HD)の社長職を続投する。いずれも4月1日付。
2022年度に始まる新たな5年間のグループ中期経営計画を着実に推進するため、福田氏がグループ全体、杉本氏がグループの物流事業を担う中核会社に専従し、迅速で機動力の高い経営体制を敷く。
杉本氏は1989年、センコー(現センコーグループHD)に入社。物流現場一筋でキャリアを歩み、神奈川センコー運輸、センコーエーラインアマノで社長を歴任。2017年に現在のセンコーで執行役員、19年に取締役常務執行役員に就任し、20年4月から現職。千葉県出身。54歳。