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日野自動車、グループ物流業務を集約し効率化推進

2022年3月31日 (木)

▲日野グローバルロジスティクス本社(出所:日野自動車)

拠点・施設日野自動車は3月31日、グループの物流業務を4月1日付で再編すると発表した。日野ロジスパック(東京都青梅市)にグループの物流業務を集約。同日付で商号を「日野グローバルロジスティクス」に変更する。

同グループはこれまで、自社の完成車や部品などの物流業務について、日野自動車や日野ロジスパックがそれぞれの役割に応じて企画から作業までを担う体制を敷いてきた。しかし、両社で業務の重複が生じるなど業務の非効率さが露呈するようになったことから、グループの物流業務全体を通じた最適化が課題となっていた。

日野自動車は、日野グローバルロジスティクスへグループの物流業務を集約することにより、グループ全体の物流業務の効率化を推進。部品の発注や在庫管理の効率化をはじめ、効率的な梱包・積載方法の検討、完成車配車の改善などを推進するとともに、完成車物流の一元管理で得たデータの活用や、東南アジアを中心としたグローバル物流基盤の構築など業務運営体制の強化も進める。

日野グローバルロジスティクスは、日野グループ全体の物流体制を一本化することで、業務の効率化を図るとともに意思決定を迅速化する。物流現場の困りごとを吸い上げてスピード感を持って課題に取り組む体制を構築することにより、日野グループ全体の物流効率化を通じて社会課題の解決に貢献していく。