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ギークプラス、社長にアッカ創業者の加藤氏が就任

2022年4月4日 (月)

財務・人事AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)などの物流ロボットメーカーとして知られるギークプラス(東京都渋谷区)は4日、大和ハウスグループのアッカ・インターナショナル(東京都港区)創業者で元社長の加藤大和氏の新社長就任を発表した。前任の佐藤智裕氏はギークプラスの新事業に注力する。

▲(左から)前社長の佐藤智裕氏、新社長の加藤大和氏(出所:ギークプラス)

加藤氏は2006年にアッカ・インターナショナルを設立。ネット通販向けの一気通貫型フルフィルメントセンター運営などを手掛け、1日付でアッカ社長を退任していた。

今回の人事に関してギークプラスは、EC比率の高まりや労働人口減少など、急速に進展する物流業界全体の変化に即したものと主張し、「ハードウェアの販売にとどまらず、“ソリューションプロバイダー”となることを目指す」としている。

加藤氏はアッカ社長としてギークプラスの国内販売開始時、他社に先駆けて積極導入を進めた経緯があり、今後は立場を買い手から売り手に変えて、利用者として物流ロボットを扱う「経験値の高さ」を武器に普及加速を狙う。