スマートロボティクス、小型サイズのAMR開発

（出所：スマートロボティクス）

サービス・商品ロボット開発ベンチャーのスマートロボティクス（東京都千代田区）は21日、物流倉庫などでの用途を想定した自律走行型搬送ロボット（AMR）「SR-AMR150」を開発し、販売を始めたと発表した。

スマートロボティクスのAMRは、ロボット専用の走行路などが確保できない比較的中小規模の作業場を想定して設計した。「人とすれ違うことができるサイズ感」で、縦65センチ、横45センチ、高さ35センチとコンパクトながら、最大可搬重量は150キロを誇る。既存設備やアームロボットとの連携、荷台などのカスタマイズも可能とし、使用者ニーズに応えた。

ロボットは、本体のセンサーと3D（三次元）カメラにより、自己位置と障害物を検出して自律走行できため、搬送ルートを補導するガイドは不要だ。操作は本体のタッチパネルやパソコンの操作画面をクリックするだけのシンプルさ。最高速度は毎秒1.4メートルで、1回の充電で最長8時間走行できる。