サービス・商品ロボット開発のベンチャー企業であるスマートロボティクス(東京都千代田区)は25日、300キロの重量物を搬送できる「SR-AMR-SWD300」と、650キロの重量物を搬送できる「SR-AMR-SWD650」の自律走行型搬送(AMR)ロボット2機種を開発し、販売を開始すると発表した。
同社は同2機種を、顧客の要望に合わせて自動リフトアップや牽引などをカスタマイズして販売し、2025年秋には1000キロの重量物搬送ロボットも追加販売する計画だ。
SR-AMR-SWDは、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)連携により制御が容易で、制御機器の総合メーカーのIDECのISO規格対応製品搭載で、人検出、ブレーキシステム、速度制御による衝突回避、非常停止用ボタンなど安全性を高めている。価格はカスタマイズ抜きで税別450万円から。
PLC連携においては、PLCの制御プログラムと、搬送ロボットの地図生成、地点登録、経由ルート登録を連携し、搬送ロボットの行き先指示、ルート設定、ステータス情報の出力などが簡単に操作できる。
操作性においては、PCやスマートフォンから目標地点と通過点を指定するだけで最短経路を自動算出でき、最高速度は300キロの重量物搬送ロボットが1秒間に0.85メートル、650キロの重量物搬送ロボットが同0.68メートルだ。高精度な自己位置推定により、停止精度の誤差は1センチで、1回の充電で走行できる時間は8時間。
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