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商船三井、ダイビルの完全子会社化を完了

2022年4月28日 (木)

(イメージ)

M&A商船三井は4月28日、グループのダイビル(大阪市北区)の完全子会社化を同日付で完了したと発表した。ダイビルの普通株の株式併合効力が発生し、ダイビルの全議決権の保有が確定したため。

商船三井は、完全子会社化を目的としてダイビルの普通株式に対する公開買付けを実施。ことし1月18日に公開買付けを終了し、ダイビルの普通株式の82.60%を所有していた。

今回の株式併合に先立ち、ダイビルは東京証券取引所市場の有価証券上場規程に定める上場廃止基準に該当することとなり、ことし4月26日をもって上場廃止となった。

商船三井はダイビルの完全子会社化を契機として、グループの経営資源を結集させることでグループ経営の強化を目指す。グループのネットワークや財務基盤の活用により、ダイビルの強みである国内オフィス賃貸事業の成長投資をはじめ海外事業も積極的に展開することで、不動産事業を強化してグループ全体の成長につなげるとともに、持続的な企業価値向上を図る。

■ダイビルの概要
所在地:大阪市北区中之島3-6-32
資本金:122億2700万円
設立:1923年10月15日