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寺岡精工、関西物流展でピッキング支援機器を訴求

2022年6月10日 (金)

荷主寺岡精工(東京都大田区)は10日、大阪市住之江区のインテックス大阪で6月22日から3日間開催される「第3回関西物流展」に参加すると発表した。

消費スタイルの多様化で物流現場における取扱量が急増するなかで、深刻な労働力不足や作業ミス、デジタル化の遅れなど構造的な課題が顕在化している。寺岡精工は「ピッキング作業をアナログからデジタルへ」をテーマに掲げ、祖業である計量技術を基盤とした各種技術を活用することにより、こうした物流課題の解決策を提案。ピッキング作業の効率化・最適化を支援する先進機器・システムを訴求する。

寺岡精工は、在庫型や通過型、取り扱いアイテムや倉庫規模など様々な業界・物量・特徴に対応し、ピッキング業務の課題を解決する機器・システムをブースで紹介する。

「計量器内蔵ピッキングカートシリーズ(PKGMシリーズ)」は、過去最多となる5種類のピッキングカートを披露。1オーダーあたりの商品量や作業環境に応じて、顧客ニーズに適したピッキングカートを提案する。寺岡精工のカートは本体に計量器を内蔵することでピッキングと同時の重量検品を実現できるのが特徴だ。ピッキング作業精度・効率を最大限に高める、「秤」(はかり)メーカーならではの計量器内蔵ピッキングカートの機能を体感できるブースを展開する。

▲PKGMシリーズのラインアップ(出所:寺岡精工)

「デジタルアソートシステム(DAS)無線式/有線式」は、EC(電子商取引)・店舗物流・アパレル・製造現場など幅広い業界のニーズに対し、「種まき」方式のピッキング課題を解決する。有線式・無線式のほか、ミス防止に寄与するシャッター式など豊富なバリエーションのシステム群を紹介する。

近日発売を予定している「自動ラベル貼付け機『GP Auto labeler system 側面貼りタイプ(GPL-100)』」は、オートラベラーによって、手間のかかる出荷ラベルの貼り付けや仕分けなどのケースピッキング作業の省力化・省人化を実現。自動仕分け機との連動で、出荷場への自動搬送・方面別仕分けが可能となり、効率的な出荷作業を実現できる強みを訴求する。


▲(左から)デジタルアソートシステム、自動ラベル貼付け機

■寺岡精工のブース出展概要
日時:6月22日(水)から24日(金)まで、10時から17時まで(最終日は16時まで)
ブース:A6-31