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アサヒロジスティクス、ドラコンで運転技術競う

2022年6月21日 (火)

フードアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は20日、「第24回ドライバーコンテスト」を6月25日に滑川福田センター(埼玉県滑川町)で開催すると発表した。

安全運転技能の向上を目的として、実技と学科試験、点検作業の観点で安全運転技術を競う。1998年に始まったコンテストは、新型コロナウイルス禍への対応として、参加人数の制限や種目を厳選による所要時間の短縮など、感染防止対策を徹底して開催。アサヒロジスティクスグループのサービスドライバーから選出した16人が出場。コンテストの様子は全拠点へライブ配信される。


▲前回(2021年)のコンテストの様子(出所:アサヒロジスティクス)

運転競技内容は、実際の運行業務に役立つポイントを厳選。拠点で水平展開できる内容の4項目に絞って実技審査を行う。過去のデータから、事故が発生しやすい環境を抽出。実際に同じ環境に遭遇した場合に、それぞれの場面で必要な運転技術を選手が披露することで、各サービスドライバーが自身の運転を振り返り、事故の抑制につなげる狙いだ。

今回のコンテストでは、新競技「鋭角」を導入。狭い場所での速度調整や自車の通行位置の把握、ハンドルを回す適切なタイミングや回す量といった能力・技量を養う。

ほかには決められたスペース内で、指定出入り口に前方向から侵入し、切り返しによって再び前方から脱出する「タコつぼ」や、車体後方に設置したカメラ映像を車内のモニターで確認できるバックアイカメラを使用せずに、自身の目で確認しながら車両を指定位置まで後退させる「後方感覚」、さらにS字やクランクを含むコースを2週走行し燃費や加速度を測定する「エコ走行」といった競技を実施する。