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阪急阪神エクス6月、輸出は2か月ぶり前年上回る

2022年7月7日 (木)

(イメージ)

調査・データ阪急阪神エクスプレス(大阪市北区)が7日発表した6月の航空貨物取扱実績によると、日本発航空輸出混載重量は前年同月比3.6%増の5546トンで、2か月ぶりに前年比プラスとなった。一方、輸入通関件数は7.0%減の1万983件と5か月連続で前年同月を下回った。

輸出は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復基調が続いているものの、そのペースは前年と比べて落ち着いてきており、ことしに入ってからはほぼ前年と同水準で推移している。

とはいえ、ロシアのウクライナ侵攻による世界経済への影響を見定める動きが広がると予想されることから、先行きを見通せない状況が続いている。原油高騰などの不安材料も依然として残っており、今後の国際貨物輸送サービスの動向は不透明な状況だ。