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日通鉄道コンテナ取り扱い、ことし上半期8.0%減

2022年7月12日 (火)

(出所:日本通運)

調査・データNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)グループの日本通運(東京都千代田区)が12日発表した2022年上半期(1月から6月まで)の鉄道コンテナ取扱実績は、全国7地区の合計が68万9459個で、前年同期比8.0%減少した。

NXHDによると、減少の要因としては、半導体不足などの影響で自動車関連の輸送量が大きく落ち込んでいることや、北海道でのタマネギ不作による青果物輸送の不振、清涼飲料水の地産地消の拡大などが考えられるという。

地区別では、北海道地区8万4300個(5.9%減)▽東北地区7万3815個(7.4%減)▽首都圏地区14万4056個(5.4%減)▽中部地区13万8606個(13.1%減)▽関西地区9万1629個(5.6%減)▽中国・四国地区8万7945個(3.5%減)▽九州地区6万9108個(13.5%減)――となり、全ての地区で前年同期実績を下回った。

また、同社が同日発表した6月分の取扱実績も、全国7地区の合計が12万1171個で前年同月比2.7%減少した。前年実績を下回るのは11か月連続だ。

地区別では、北海道地区1万4150個(8.0%増)▽東北地区1万3118個(0.6%増)▽首都圏地区2万6049個(2.9%減)▽中部地区2万4308個(7.9%減)▽関西地区1万6468個(0.1%増)▽中国・四国地区1万5973個(1.2%増)▽九州地区1万1105個(13.6%減)――となった。