拠点・施設福山通運は14日、物流施設「八千代流通センター」(仮称、千葉県八千代市)を開発すると発表した。首都圏における輸配送拠点としての機能を強化する狙い。2023年9月の完成を予定している。
八千代流通センターは、集配業務をはじめ流通加工や保管業務を兼ね備えた物流拠点として整備する。東関東自動車道「千葉北インターチェンジ」を最寄りとした、東京都心を含めた首都圏各地へのアクセス性の高さが特徴だ。
千葉県内陸部に位置する八千代市はハザードマップにおける災害などのリスクが低い地域とされており、防災面でも物流拠点として適している。機能面では、作業の効率化・省人化を促すため、荷物自動仕分け装置をはじめマテリアルハンドリング機器を充実。業務効率が高く働きやすい環境づくりを推進する。
■八千代流通センター(仮称)の概要
所在地:千葉県八千代市上高野1521
敷地面積:1万8293平方メートル
延床面積:3万6387平方メートル
構造・鉄骨造、地上4階建て