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アスエネとSpectee提携、「有事即応」へSCM転換

2026年3月27日 (金)

M&Aアスエネ(東京都港区)は27日、AI(人工知能)による危機管理サービスを展開するSpectee(スペクティ、千代田区)に出資し、資本業務提携を締結したと発表した。サプライチェーン管理クラウド「ASUENE SUPPLY CHAIN」を中核に、サプライヤーリスクマネジメント機能の強化を図る。

自然災害や事故、サイバー攻撃などのリスクがサプライチェーン全体に波及し、企業の生産や調達に即時の影響を与える状況にある一方で、ESG情報やBCP、リスク管理は企業内で分断されて運用されるケースが多く、経営判断に必要な情報を一元的に把握しにくい構造が課題となっている。

今回の提携により、アスエネが保有するサプライヤーの環境・ESGデータと、Specteeのリアルタイム危機情報を連携。災害や事故、サイバー攻撃などの発生時に、どのサプライヤー拠点や部品に影響が及ぶかを即時に特定し、調達や生産への影響を可視化する機能の強化を目指す。また、両社の顧客基盤を活用した販売連携も進める。

従来のサプライチェーン管理が「平時の最適化」に軸足を置いていたのに対し、今回の連携は「有事の即応」を含めた統合管理へのシフトと位置付けられる。とりわけ、環境対応とレジリエンスを同一基盤で扱う点は特徴だ。

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