拠点・施設南海電鉄は27日、大阪府茨木市の北大阪流通センター内で大型マルチテナント型物流施設「北大阪トラックターミナル7号棟」を、4月1日に供用開始すると発表した。延床面積18万3000平方メートル、地上6階建ての施設で、同センター再開発の第3弾に位置付けられる。旧泉北高速鉄道の合併後、同社が直接手がける初の再開発案件となる。

▲北大阪トラックターミナル7号棟の外観(出所:南海電鉄)
施設は1階にトラックターミナル、2階以上に配送センターを配置し、幹線輸送と保管・流通加工機能を一体化した構成を採る。全フロアに直接アクセス可能なダブルランプウェイを備え、階層間の荷役動線を簡素化することで、輸送から仕分け、出荷までのリードタイム短縮を狙う。
立地は近畿自動車道・摂津北インターチェンジ(IC)から1.2キロ、大阪市中心部から10キロと近接し、名神高速や中国自動車道など広域幹線網への接続性が高い。流通業務地区内に位置するため24時間365日の稼働が可能で、都市近郊型の高頻度配送需要への対応を想定する。

▲竣工式の様子(出所:南海電鉄)
施設面では、中間層免震構造を採用し、1階のトラックターミナルは耐震構造、2階以上の倉庫部分は免震構造とした。車両通行性と保管貨物の安全性を両立する設計で、大型マルチテナント型施設としては国内初の導入とする。加えて非常用発電設備や太陽光発電(888.8キロワット)を備え、停電時の事業継続にも対応する。
1フロア7000坪の大空間と、850坪からの分割賃貸によりテナントの多様なニーズに対応するほか、ラウンジやコンビニエンスストア、駐車場などを整備し、労働環境の改善も図る。
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