GLPが千葉で物流施設着工、日用品卸企業が賃借

拠点・施設日本GLP（東京都港区）は4日、物流施設「GLP 八千代IV」（千葉県八千代市）を着工したと発表した。2022年10月の完成を予定しており、大手日用品卸のあらた（東京都江東区）が全フロアを賃借して物流拠点とする。

倉庫内の荷物保管エリアは筋交いのない構造とする。全面的な自動マテハン設備を設置できる仕様としたほか、自動倉庫向けエリアをあらかじめ設定することで、最新技術を用いた高度な物流オペレーションを可能にする。危険物専用倉庫も隣接して設置することで、多様な保管ニーズにも対応する。

日本GLPが八千代市内で展開する物流施設は4棟目。東関東自動車道の千葉北インターチェンジ（IC）を経由することで、首都圏各地へのアクセスもしやすい。近隣には住宅地も多く立地し、従業員確保にも優位性がある。

▲「GLP 八千代IV」（出所：日本GLP）

■「GLP 八千代Ⅳ」の概要
所在地：千葉県八千代市大和田新田
敷地面積：2万2000平方メートル
延床面積：4万9000平方メートル
構造：耐震S造り、地上4階建
着工：2021年8月
竣工：2022年10月（予定）
交通：東関東自動車道「千葉北IC」9.9キロメートル