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DHL、中部発着の米国貨物路線倍増し週12便に

2022年9月13日 (火)

▲中部国際空港に着陸したDHLエアUK貨物機(出所:DHLジャパン)

ロジスティクスDHLジャパン(東京都品川区)は13日、DHLエアUKが運航する中部国際空港発着の日米間貨物路線を週6(往復週3)便から週12(往復週6)便へ増便したと発表した。

増便によるサービスオペレーション体制の強化により、中部で米国からの輸入貨物の同日配達エリアが拡大、輸送所要日数が1日短縮するなどサービスが大幅に向上する。

▲(左から)DHLジャパン代表取締役社長のトニー・カーン氏、中部国際空港社長の犬塚力氏

13日にはDHLジャパンのトニー・カーン社長と中部国際空港の犬塚力社長が会見。カーン氏は「これにより、日米路線は週2434トンの運航が可能となる。中部国際空港を活用する唯一のインテグレーターとして、中部地区の顧客へよりスピードと信頼性の高いサービスを提供していく」と話した。

これに対し、犬塚氏は「DHLエアUKの増便は、北米との関わりが深い自動車産業や航空機産業などの期待に応えるものであり、中部地域の企業の競争力がさらに向上するものと歓迎する。今後もセントレアでのネットワークをさらに拡大いただけるよう、DHLエクスプレスのセントレアでの事業展開を最大限サポートしていく」と応じた。