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米アマゾン、プエルトリコ支援へ災害救援拠点稼働

2022年9月22日 (木)

(出所:アマゾン)

国際米アマゾンは、プエルトリコを襲ったハリケーン「フィオナ」の影響で数千人の飲料水が不足し、1000人以上が緊急避難所に避難することを余儀なくされている事態に対し、ジョージア州アトランタに設置している災害救援ハブ拠点を稼働させるとともに、同社所有の貨物航空機「アマゾンエア」を利用して支援物資を現地に送ると発表した。

同社はアトランタの拠点に「災害発生時に最も必要とされているとわかっている100万以上の救援アイテム」を在庫しており、今回のハリケーン襲来を受けて拠点を「起動」。すでに作業員が浄水器、防水シート、医療用品、衛生キット、食品など、プエルトリコ住民向けに「何十万もの物資」を梱包した。

アマゾンエア767によって輸送される支援物資は、数十パレットが国際医療隊、SBPUSA、フィーディングアメリカなどのパートナーを通じて「できるだけ早く最も必要とする人々」に届くよう手配した。

同社の災害救援責任者であるエイブ・ディアス氏は「プエルトリコ人として、私はハリケーンの直後に適切な物資があるかどうかの違いが大きいことを知っている。アマゾンエア767には防水シート、フィルター、棚の安定した食品、タオル、トイレタリー、衛生キット、清掃用品が含まれている。私たちはハリケーンシーズンの数か月前に物資を倉庫に在庫し、できるだけ早く行く必要がある場所に出荷できるように取り組んできた」と万全な備えを整えてきたと強調した。