ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米アマゾン、アトランタの災害救援拠点の規模拡大

2022年8月8日 (月)

(出所:アマゾン)

国際米アマゾンは6日、アトランタ(ジョージア州)の同社災害救援拠点の規模を2倍に拡大し、救援物資100万件の寄贈や物流支援の増加、拠点内の保管スペースの拡大に対応、大災害が発生したときに米国内外のコミュニティーに災害救援キットを素早く配布できる体制を整えたと発表した。

拠点には避難所の材料、衛生用品、医療機器、清掃、修理材料、子供のための玩具、家庭用品など100万件の緊急救援物資を事前にストック。ハリケーン、竜巻、山火事、地震、人道危機など、より幅広い災害に対応できるようにした。

拠点は物流施設のうち2万立方フィート(566立方メートル)を確保し、セーブ・ザ・チルドレン、アメリカ赤十字、国際赤十字赤新月社連盟など10以上の救援団体を支援する。

米国海洋大気局(NOAA)によると、6月1日に始まった2022年のハリケーンシーズンは14から21の発生が予想され、うち6-10回の嵐がハリケーンの強さに達する見込みだが、アトランタの災害救援拠点が機能することで、米国南東部、メキシコ湾岸沿い、プエルトリコを含むカリブ海のハリケーンやほかの自然災害に素早く対応できる。