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昨年末の物流施設火災について説明、日立物流

2022年9月30日 (金)

▲日立物流西日本舞洲営業所で起きた火災の様子(2021年12月2日撮影)

ロジスティクス日立物流は9月30日公表した「統合報告書2022」(全103ページ)の中で、昨年11月にグループ会社「日立物流西日本」の物流センターで発生した火災の概要について報告した。

内容によると、火災は21年11月29日8時50分ごろ、大阪市此花区の医薬品や食品、工具などを取り扱う日立物流西日本舞洲営業所で発生。12月4日17時に鎮火した。

損傷面積は総延床面積で5万3000平方メートルのうち3万8700メートル。出荷は周辺事業所、他地域での代替拠点の確保により、オペレーションは継続している。22年3月期連結業績への影響として、その他の費用(火災損失)73億円を計上した。

発生原因については「消防・警察の調査中」とした上で、日立物流西日本が契約している人材派遣会社の社員が放火した容疑で22年1月15日に逮捕された、と説明している。