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日立物流西日本の倉庫火災、男に懲役12年の判決

2022年11月14日 (月)

▲日立物流西日本舞洲営業所で起きた火災の様子(2021年12月2日撮影)

国内日立物流西日本の舞洲営業所(大阪市此花区)で昨年末に発生した倉庫火災で、放火したなどとして起訴されていた当時勤務していた派遣会社の男=当時(19)=に対し、大阪地方裁判所が14日、懲役12年の判決が言い渡されたことが複数のメディアで報じられた。親会社である日立物流の広報部は、判決内容は把握しているとした上で「刑事事件に対してコメントはできない」と話した。

同社が、ことし9月に公表した統合報告書2022によると、火災は2021年11月29日朝に発生し、延床面積5万3000平方メートルのうち3万8700平方メートルを焼損。鎮火は12月4日夕方までかかった。男は日立物流西日本が契約している人材派遣会社の社員で、ことし1月15日に逮捕された。日立物流は業績への影響として、関連する損失費用として73億円を計上した。従業員にけが人はいなかった。

これまでの裁判の中で、男が同僚との人間関係を契機に、段ボール製パレットに火をつけたことなどが報道されていた。

昨年末の物流施設火災について説明、日立物流

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