ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

福山港の国際CTでヒアリ確認、環境省

2022年10月20日 (木)

▲福山港で確認されたヒアリ(出所:環境省)

国内環境省と広島県は19日、福山港(同県福山市)で特定外来生物のヒアリが確認されたと発表した。ヒアリの確認事例は2017年6月以降、全国で91例目。

同省によると、16日に実施した全国港湾調査の同港国際コンテナターミナル(CT)の調査で、調査事業者がコンテナヤード上の2か所でヒアリと疑わしいアリの群れを確認し、確認場所周辺に殺虫餌を設置。18日の追加調査でも2か所で確認し、同様の対処を行った。専門家によれば、確認されたヒアリは働きアリ数百個体以上という。

ヒアリは強い毒を持ち、刺されると患部が腫れたり、アナフィラキシーショックなどのアレルギー反応を引き起こしたりする危険性がある。同省は県と協力して定着を防止するため、目視やトラップによる調査や防除を行う。県の関係機関に対しては、コンテナや積み荷内でヒアリを確認した際は密閉などにより逸走を防ぎ、完全に駆除されるまで荷物の移動を避けることの徹底などを呼び掛けている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com