オートストア、ネット販売の店頭受取を自動化

産業・一般ノルウェーのロボティクステクノロジー企業のAutoStore（オートストア）の日本法人、オートストアシステム（東京都中央区）は15日、消費者がオンラインで購入した商品を素早く受け取れる「PickUpPort」（ピックアップポート）を発売する。顧客の商品受け取り方法の効率化というニーズに応えるものだとしている。同社が手掛けるポート装置の第5弾で、初の一般向けポートとなる。

▲PickUpPort（出所：オートストア・システム）

顧客からのオンライン注文を受けるとロボットに商品のピッキングが依頼され、倉庫のオペレーターが注文をまとめて商品を格納する。顧客が店頭での受け取りを選択すると、ロボットが商品を格納場所から受け取り場所であるピックアップポートまで運ぶ仕組み。

この受け取りポートを店舗に導入することで、顧客が店舗へ訪れる機会を創出し、オンライン・店舗どちらの購入チャネルも自由に行き来しながら買い物できる仕組みを生み出せるメリットがある。同社の鴨弘司社長によると「店舗で受け取る流れは二酸化炭素排出量も少ないため、ラストマイル配送に代わる魅力的な方法として広まりつつある」という。

警告ラベル、ストッパーなどさまざまな対策が施されており、安全面にも配慮している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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