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日立物流西日本の火災で少年逮捕、段パレに放火か

2022年1月15日 (土)

▲昨年11月29日に起きた大阪・舞洲の倉庫火災の様子

国内日立物流西日本舞洲営業所の倉庫火災で大阪府警は15日、派遣会社の少年(19)を現住建造物等放火容疑で逮捕した。

逮捕された少年は昨年11月29日朝、倉庫の1階部分にあった段ボールパレットに火をつけたとされ、本人も容疑を認めているという。現場で職場のほかの従業員から暴行を受けていたとの報道も出ている。

少年逮捕を受け、日立物流西日本の親会社である日立物流は15日朝「少年が逮捕されたという情報は承知しているが、現時点では情報が少ない。引き続き捜査に全面的に協力するとともに、情報収集に努めていく」(広報部)と話した。

原因究明の観点から犯人が逮捕されたのが大きな前進であることは明白だが、放火の対象となったのが段ボールパレットとみられること、現場の人間関係が伏線となった可能性も浮上。派遣会社や倉庫会社など物流現場の人材管理のあり方にも関心が高まりそうだ。

大阪市此花区の日立物流西日本の倉庫で火災

日立物流倉庫火災、段ボール製パレット燃え広がる