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千趣会、プラスロジスティクスと3PL分野で提携

2010年10月8日 (金)

ロジスティクス千趣会は8日、プラスの物流子会社・プラスロジスティクスとの間で、物流分野のサービス向上、効率運営を目的として、業務提携に関する覚書を締結した。千趣会では、今回の提携の背景として「プラスロジスティクスに家具類の設置配送を委託したのを機に、両社で協力範囲を拡大する機運が高まった」と説明している。

 

千趣会は、物流子会社の千趣ロジスコとともにカタログ・インターネットなどによる通信販売の物流サービス向上に取り組んでおり、事業領域拡大の一環として通販ノウハウを活用した3PL・物流受託サービスの提供を行っている。プラスロジスティクスは、オフィス用品メーカー大手のプラスの子会社として、プラスグループの物流業務とともに、全国規模のネットワークと総合物流ノウハウを活用し、3PL・物流受託サービスの提供を行っている。

 

両社は通信販売業界、物流業界の環境変化に対応するため、物流分野でのスケールメリットを活かした業務効率化、全国規模のネットワークと高度で機敏な対応力が求められているとして、提携に合意したもの。資本提携に踏み込む可能性については「現時点で視野に入れていない」(千趣会)としている。

 

具体的な提携業務は8日以降に両社で協議するが、現時点で「千趣会グループの物流事業での業務の効率化とサービス向上に関するノウハウの相互交換」「物流受託サービス業務遂行の相互支援」をテーマに掲げている。