ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住商GL、千趣会からベルメゾンロジスコの株式取得

2021年9月3日 (金)

M&A住商グローバル・ロジスティクスは、同社が51%、千趣会が49%出資する物流会社「ベルメゾンロジスコ」(岐阜県可児市)の発行済株式の15.6%を追加取得することで千趣会と合意した。両社は8月30日で株式譲渡契約を締結。譲渡後の出資比率は、住商グローバル・ロジスティクスが66.6%、千趣会が33.4%となる。

ベルメゾンロジスコは、岐阜県可児市と美濃加茂市の2か所で大規模物流センターを運営し、主に千趣会の基幹事業である総合通販ブランド「ベルメゾン」の商品管理や梱包、出荷業務を担う物流会社。住商グローバル・ロジスティクスは2017年から同社に出資参画している。

今回の株式譲渡契約は、ベルメゾンの物流における巣ごもり需要への対応や共同経営の実績を評価されたもので、今後は新技術の導入や機械化・自動化を進めるとともに、ベルメゾン以外の顧客向け物流サービスも強化する。庫内業務における各工程間の人員の過不足を最小化する取り組みも進め、働きやすい職場づくりを目指す。