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関電、豪開発会社とCO2海上輸送の共同研究へ

2022年12月2日 (金)

環境・CSR関西電力は11月30日、オーストラリアの開発会社「deepC Store」(ディープシー・ストア)との間で、自社の発電所から出るCO2の輸送などに関する共同研究契約を結んだと発表した。

ディープシーはCO2の回収・貯留と炭素クレジット創出に特化したデベロッパー企業。アジア太平洋地域の産業施設から発生するCO2を回収、液化し、それを船舶でオーストラリア沖の洋上圧入ハブ設備に輸送した上で、付近の地下貯留層で長期貯留する構想を進めている。関電との共同研究はその一環で、関電発電所から出るCO2を大型洋上浮遊式のCO2回収貯留施設に回収し、液化させ、海上輸送するためのサプライチェーンに関する研究を行うという。

共同研究には両社のほか、ディープシーの既存提携先であるJX石油開発(東京都千代田区)や九州電力、商船三井、大阪ガスなど、多数のエネルギー・海運企業も加わる。

▲大型洋上浮遊式CO2回収貯留ハブプロジェクトのイメージ(出所:deepC Store)

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LOGISTICS TODAY編集部
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