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無人計量のトラックスケール発売、鎌長製衡

2022年12月27日 (火)

▲トラックスケールで計量する様子(出所:鎌長製衡)

サービス・商品産業用はかりの製造・販売を行う鎌長製衡(高松市)は26日、トラックの重量を量るのに使うトラックスケールについて、無人・非接触で計量できる新システム「トラックスケール無人化計量システム」の提供を始めたと発表した。主に廃棄物処理業車の計量を目的としている。従来は車両の誘導係や計量オペレーターなどの操作係が必要とされた軽量作業を、運転手だけで行えるようにし、人手不足に対応する。

それによると、このシステムを使うと、トラックスケールでの計量時にトラックの運転手が装置の脇に設置された操作ポストにICカードをかざすだけで、運送会社名や車両ナンバー、品目などさまざまな情報を登録できる。

計量時にはウェブカメラで車両の状態を記録する。車両がスケールから脱輪していたり、2台がスケールに乗っているといった異常も検出できる。信号灯や遮断機の導入により、車両誘導係がいなくても、安全に車両の入退出を管理できる。

同社によると、廃棄物処理業界でも人手不足に伴う長時間労働が課題となっている。新型コロナウイルスの感染防止対策としても、非対面での業務体制が求められていたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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