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東急沿線で「何でも買い物」代行、プロロジスなど

2023年1月24日 (火)

サービス・商品プロロジス(東京都千代田区)は24日、東急などと協業し、LINEミニアプリから注文できる買い物代行サービス「ハイベルさん」の運用について、東急線沿線で2月1日から始めると発表した。東急系店舗の食材や日用品などを届けるラストワンマイル配送の新たな取り組みとして普及を図り、地域における効率的な配送網を確立する。

今後、取り組みに参画する企業を増やし、生活必需品だけでなく取扱商品を広げていく方針。日用品から百貨店やホテルの高級弁当、沿線にある名店の逸品まで「自宅にいながら、あらゆる商品が手に入る」(プロロジス)、日常生活を支える「おつかい」サービスを目指す。

▲買い物代行サービス「ハイベルさん」の利用イメージ(出所:プロロジス)

今回のサービスで手を組むのは、プロロジス、東急が運営するホーム・コンビニエンスサービス会社「東急ベル」、宅配便などの物流受託事業を手掛けるウィルポート(東京都中央区)、ジャストプランニング。

「ハイベルさん」を利用する流れは、LINEのミニアプリ上で注文時に用途やエリアから店舗を選択。希望する商品を注文すると、東急ベルの配達員が店舗で商品を受け取り配達する。

(クリックで拡大)

ジャストプランニング以外の3社は2022年2月から、共同輸配送管理システムなどを活用し、各社の強みを包括した「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(PF)」を構築。荷主の倉庫から配送拠点に届いた荷物を仕分けしてラストワンマイル配送を担う「センター出荷型配送」、荷主の店舗にある荷物を東急ベルがラストワンマイル配送を行う「リアル店舗出荷型配送」に取り組み、衣料品やクリーニング、ドラッグストアの配送を受託している。

今回は第3弾となる新たな試みとして、ジャストプランニングが手掛ける飲食・リテール企業向けオンライン注文PFを活用して買い物代行などを行う「シェアリング型配送」としてスタートさせる。料金は東急ストアで注文金額5000円未満が税込550円、5000円以上が同330円。

東急とプロロジス、宅配プラットフォームで協業

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LOGISTICS TODAY編集部
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