サカイ引越3Q、引越件数減も単価上昇で増収増益

財務・人事サカイ引越センターが1月31日に発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比7.0％増の783億5100万円、営業利益が25.6％増の79億4200万円、最終利益が32.5％増の55億7000万円 と、増収増益となった。

発表によると、引越業界は新設住宅着工戸数や移動者数が減少傾向で推移しており、経営環境は厳しく、同社の作業件数も61万876件と前年同期比で2.4％減った。しかし、引越単価が7.2％増と上昇したことにより増収増益となった。

23年3月期通期の連結業績は、22年10月公表の予想値を据え置いた。売上高は1080億5700万円、営業利益は109億800万円、最終利益は73億7300万円とした。