日鉄興和不、大阪・門真と神奈川・厚木の施設着工

拠点・施設物流施設「LOGIFRONT」（ロジフロント）ブランドを展開する日鉄興和不動産（東京都港区）は2日、大阪府門真市で同シリーズ第9弾の「LOGIFRONT門真」、神奈川県厚木市で同10弾の「LOGIFRONT厚木」（いずれも仮称）を着工したと発表した。それぞれ近畿圏、首都圏で5件目となる。

▲LOGIFRONT門真（仮称、出所：日鉄興和不動産）

ロジフロント門真は、地上4階建てのボックス型で延床面積は1万7482平方メートル。大阪市中心街から10キロ圏内、第二京阪道路の門真インターチェンジ（IC）から1キロに位置する。人口が集積する大阪府寝屋川、枚方の両市に近く、名古屋方面へのアクセスも良好な広域集配送拠点として活用が見込まれる。12月末に完成を予定する。

機能面ではトラックバースが19台、トラック待機場は6台分を備えており、ピロティ車路を兼ねた片面バースとして荷主や転貸に対応できる二分割が可能な汎用性のある設計を計画する。荷物用エレベーターと垂直搬送機は2基ずつが標準装備され、上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保している。

ロジフロント厚木は、地上5階建てのボックス型で延床面積は2万256平方メートル。神奈川県厚木市と愛川町にまたがる神奈川県内陸工業団地のほぼ中央部に位置する。圏央道の相模原愛川ICから2.8キロにあり、地域配送や雇用面にも優位性を持つ。完成は2024年3月末を予定。

▲LOGIFRONT厚木（仮称）

トラックバース12台、トラック待機場15台分を備えており、11メートルの柱スパンが基本。1〜4階はブレースを配置しない庫内レイアウトに有効な平面計画とし、荷物用エレベーターと垂直搬送機を2基ずつ標準装備する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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