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JR貨物、秋冬繁忙期対策まとめる

2010年10月14日 (木)

話題日本貨物鉄道(JR貨物)は13日、10-12月の秋冬繁忙期に向け、季節物資の出荷や年末需要に弾力的に対応するため、前年並みの臨時列車の運転、曜日運休列車の復活運転などを実施すると発表した。

 

特に、季節物資である農産品の出荷に対応するため、北海道発着の臨時列車を運転し、輸送力の確保に努める。また、旺盛な需要が見込まれる東海道・山陽線の年末輸送対策として、東京・大阪・九州間の臨時列車を運転する。

 

併せて輸送障害時でのスピーディ、弾力的な代行輸送体制の構築、正確な情報の提供など、危機管理体制の強化を図り、信頼性の向上を図る。臨時列車運転による輸送力増強のほか、輸送力を取得しやすい環境づくりとして、顧客ニーズを把握し、I-TEMセンターの機能を活用しながら「輸送枠」を調整する。

 

隘路(あいろ)区間の対策として、福岡貨物ターミナル駅-鳥栖貨物ターミナル駅間のトラックによる併用代行を実施する。また、自然災害などによる輸送障害時に備え、日本海側のフェリーと連携した代行輸送体制を実施する。