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ワールド・ロジ、上場廃止へ猶予期間入り銘柄に

2012年9月27日 (木)

話題大阪証券取引所は27日、6月期決算で債務超過となっていたワールド・ロジが上場廃止に向けた猶予期間入り銘柄となったことを発表した。

ワールド・ロジは、来年6月30日までに債務超過を解消しなければ、上場廃止基準に該当することとなる。

同社は財務体質の強化と赤字運転資金に当てる目的で、第三者割当による新株予約権の発行を25日に決めたが、債務超過額が58億8500万円に上るため、「新株予約権による調達では、来期末までの債務超過解消は困難」な見通し。

猶予期間入り銘柄となったことを受け、ワールド・ロジは「業績回復と債務超過の解消を図るため、債権者を含めた取引先の支援と協力により、何らかの資本増強策を行えるよう、全社一丸となって努力していく」としている。