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ワールド・ロジ、債務超過1.9億円「継続の前提に疑義」

2012年2月13日 (月)

ロジスティクスワールド・ロジは13日発表した2012年6月期第2四半期末時点で、1億9100万円の債務超過に陥ったとして、第2四半期決算短信と四半期報告書に「継続企業の前提に関する事項」を注記すると発表した。

 

同社グループは2011年6月期まで3期連続で営業損失、経常損失、当期純損失を計上し、11年6月期には営業活動によるキャッシュフローもマイナスとなっていた。また、12年6月期第2四半期でも四半期純損失として4億9300万円を計上した結果、同期末で1億9100万円の債務超過となったもの。

 

これにより、同社は「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在している」として、収益拡大策やコスト削減策を進める。また、債務超過の早期解消に向け、株式や新株予約権などによる直接調達の実施を検討。同社グループの事業戦略などに関心を持つ投資家と協議を進める考え。