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島津製作所、野村不の高機能型物流施設を一棟利用

2023年4月6日 (木)

拠点・施設島津製作所は6日、野村不動産が開発した高機能型物流施設「ランドポート(Landport)京都南」を一棟借りし、4月11日から稼働を開始すると発表した。

▲島津製作所が一棟利用する「ランドポート京都南」(出所:野村不動産)

島津製作所の発表によると、新物流拠点では分析計測機器の組み立てに必要な部材を保管し、本社工場での保管分を新拠点に移動させることで生産スペースを拡大。また、社内外11か所にある倉庫を、新拠点と社内倉庫の2か所に集約し、人員配置の最適化や拠点間の輸送費を削減する。

▲狭域周辺図(クリックで拡大)

天井高のある新物流拠点では、ピッキングロボットを導入するなど自動化を推進する。倉庫の集約や倉庫内作業の自動化により物流関連費用を削減し、年間で2億4000万円相当の利益改善を見込む。

施設は京都と神戸をつなぐ国道171号線に隣接した立地で、名神高速道路・京都南インターチェンジ(IC)から4.3キロ、同高速と京滋バイパスにつながる大山崎ICから5キロに位置する。阪急京都線の西向日駅から1.5キロで、周辺5キロ圏内の労働人口は30万人とし、十分な雇用の確保が見込める。

設備面では、10トントラックが接車可能な両面バースで高頻度の配送に対応。荷物用エレベーターを2台、垂直搬送機を4台設置し、スムーズな上下運搬を可能にする。食事や休憩を取れるカフェテリアを2か所に設置している。

▲(左から)3階倉庫エリア、カフェテリア

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LOGISTICS TODAY編集部
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