野村不動産、高機能型物流施設が満床稼働

拠点・施設野村不動産は15日、同社が手掛ける高機能型物流施設「Landport」（ランドポート）シリーズにおいて、総合地所（東京都港区）との共同事業である「Landport柏I」が3月29日に完成し、満床稼働したことを発表した。同施設には、拓洋（埼玉県八潮市）、ビューティガレージ（東京都世田谷区）などが入居する。

▲Landport 柏Ⅰ 外観（出所：野村不動産）

同施設の敷地面積は5万1560平方メートル、延床面積は11万7956平方メートルの5階建て。立地面では、常磐自動車道・柏インターチェンジ（IC）より1.4キロ、都心まで30キロ圏内に位置するため広域配送に適する。また5キロ圏内のエリアに、主な路線業者の営業所や主管支店が多くあるため、集荷時間や荷物量によって利用拠点を使い分けが可能だ。また、柏エリアへのラストワンマイル拠点としても好立地である。

設備面では、地震の揺れを最小限に抑える免震構造を採用し、停電発生時より72時間運転可能な非常用発電機を完備。1階倉庫部分の梁下有効高は6.5メートルで通常よりも1メートル高く設定することで保管効率の向上を実現し、同施設の屋根には太陽光発電システムを導入した。

同社では柏エリアにおいてLandport柏II、Landport野田など、複数の拠点の開発を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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