島津製作所、マレーシア分析計測機器工場が稼働

拠点・施設島津製作所は、マレーシアで分析計測機器の新生産拠点として「島津マニュファクチャリング・アジア」を開設し、稼働を開始した。新拠点は2021年度に29億円の売上を目指し、9月末から出荷を開始する。

同社は昨年1月に子会社を設立し、新工場の建設に着手。6月17日に稼働を開始し、中長期的に市場が拡大するASEAN・インド地域に「品質、価格、リードタイムともに競争力のある製品」を製造・供給する。

工場はマレーシアのヌゲリスンビラン州センダヤンテックバレーに建設。従事者数を初年度の61人から20年度には168人まで増やし、分光光度計、クロマトグラフ、クロマトグラフ質量分析計を製造する。