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旭硝子、高砂工場屋根にメガソーラー建設

2012年10月2日 (火)

産業・一般旭硝子は1日、高砂工場(兵庫県高砂市)の屋根を活用し、発電容量5メガワットのメガソーラーを建設、来年3月に稼働を開始すると発表した。

薄さと強さを併せ持つ同社製ガラス「レオフレックス」を搭載した超軽量ソーラーパネルを一部に採用し、従来型パネルでは設置が難しいスペースを活用。屋根に設置する発電システムとしては、国内最大規模を実現する。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始でメガソーラーの導入が増加しているため、適地の賃料が上昇するなど発電するための広い土地の確保が困難になってきているとして、自社工場の屋根を活用することにした。

同工場では、荷重制限で1平方メートル12キロの重さがある従来型パネルを設置できない箇所もあったが、レオフレックスを搭載することで、重量が半分以下となる超軽量ソーラーパネルを採用。補強工事なしで設置できるようにした。

この結果、同工場のパネル接地面積は、従来型のみで構成した場合と比べ、2割拡大した。

■高砂工場のメガソーラーの概要
所在地:兵庫県高砂市梅井5-6-1
接地面積:7万m2
発電容量:5MW(一般家庭1500戸分の使用電力に相当)
年間発電量:5300MWh
稼働開始:2013年3月