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スカニア、高耐久な大型EV用のバッテリーを開発

2023年4月20日 (木)

(出所:スカニア)

国際産業用ディーゼルエンジンを主力商品とするスウェーデンのスカニアと、スウェーデンのバッテリー開発会社ノースボルトは、大型電気自動車(EV)用のバッテリーを開発したと発表した。スウェーデン北部で生産されたこのバッテリーは、検証テストにおいてトラック自体の寿命に相当する150万キロメートルの電力を供給する能力を示し、カーボンフットプリントは業界の基準値のおよそ3分の1だという。

スカニアは今年中に、スウェーデンのセーデルタリエに新しいバッテリー工場を開設し、そこでバッテリーパックに組み立て、本格的に大型EVトラック用のバッテリー生産開始を目指す。

スカニアのクリスチャン・レヴィンCEOは、「この開発は、持続可能な輸送システムに向けたマイルストーンになる。重輸送の未来はEVだが、これを可能にして、お客様に対してブランドの保証を提供し続けるために、スカニアは電気トラック用に最高性能のバッテリーを必要としている。今回のバッテリーを開発するにあたり、高性能、低運用コスト、長寿命を目標とした。大型車両で150万キロメートルの長寿命を実現することを要件としたが、今回のテストでは、要件を満たすだけでなく、それを超えることができた」と述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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