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東芝、米国ウェスチングハウス社の株式を追加取得

2012年10月10日 (水)

産業・一般東芝は10日、米国ショー・グループからウェスチングハウス社の出資持分(20%)を取得すると発表した。

同グループが、東芝に出資持分を売却できる権利(プットオプション)を行使するもので、東芝は90日以内に1250億円でウェスチングハウス社株式を取得する。

ウェスチングハウス社は米国と中国で8基の新型加圧水型原子炉の建設を進めており、米国、アジア、欧州、中東で事業運営体制を確立している。

東芝は現在、ウェスチングハウス社の株式67%を保有しており、今回の取得により、持分は87%に高まる。株式取得による財務的な負担を軽減するため、同社が株式の過半数を維持する前提で、新たな出資パートナーを迎え入れることも検討する。