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IHI、最新プラント用原子炉格納容器の出荷完了

2015年3月30日 (月)

荷主IHI、最新プラント用原子炉格納容器の出荷完了IHIは30日、横浜工場で2009年に開始した米国ウェスチングハウス社が米国で手掛けている最新鋭原子力プラント「AP1000」に搭載される原子炉格納容器4基の設計・製作を完了し、2月までにすべての機器の出荷が完了したと発表した。

AP1000用原子炉格納容器の出荷は2010年8月の初出荷以降、複数回にわたって行った。この原子炉格納容器は、原子炉容器や蒸気発生器などの一次系機器を覆い、事故時に防護機能を備える重要な機器で、直径40メートル、高さ66メートル、1基あたりの製品重量3800トンになる。

米国で建設している「ボーグル原子力発電所3・4号機」「バージル・C・サマー原子力発電所2・3号機」のAP1000Rに搭載される。