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椿本チエインとイーグリス、AI画像認識で提携強化

2023年5月8日 (月)

財務・人事椿本チエインは8日、AI画像認識技術に強みを持つEAGLYS(イーグリス、東京都渋谷区)に追加出資すると発表した。提携関係の強化を図り「物流変革に向けたAI画像認識技術のアップグレードと販売を加速していく」としている。

椿本チエインがイーグリスの第三者割当増資を引き受ける形で、2021年2月続く追加資本提携を実施したもの。

(出所:EAGLYS)

イーグリスは、AI解析技術やセキュア運用技術を生かし、AI画像認識技術のアップグレードやデータ基盤・AI運用システムの構築を進めており、今回の提携強化によって椿本チエインはAI画像認識技術の実用化、産業分野への展開、製品搭載・販売による浸透を目指す。インダストリー・物流各社間への秘匿データ収集機能の実装やAI学習データの強化も進める。

両社は、2020年3月に発表した物流センターの無人化を担う世界最高レベルの高速・高精度AI画像認識技術の実用化に向け、物流現場改革に活用できるパッケージ「AIてむ鑑定士」の開発を進めている。

今回の追加出資について、椿本チエインの吉村信彦氏(マテハン事業部長)は、物流業界の省人化・無人化設備の導入による生産性向上が課題となっていることから、イーグリスと協力してAI画像認識技術を開発し、23年度中の実用化を進めている、と説明。イーグリスの秘密計算・通信技術をAIを起点としたデータ取り扱いや成長分野への適用、椿本チエインのマテハン事業以外のビジネスへの活用にも期待を示している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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