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上組決算は増収増益、港湾運送の売上が9.1%増

2023年5月12日 (金)

財務・人事上組が12日発表した2023年3月期通期連結決算は、売上高が前期比4.8%増の2741億3900万円、営業利益が同10.7%増の315億8000万円、最終利益が18%増の246億2000万円の増収増益だった。

輸出入貨物取扱の弱含みや電力・燃料費が高騰などがあったものの、東京に多目的物流センター、神戸に冷蔵倉庫を新たに開設し、バイオマス発電所向け燃料のサイロ保管・輸送を新事業として開始するなど、事業基盤の強化に努めた。結果、物流事業の売上高は4.7%増の2433億2200万円、営業利益は13.4%増の281億7400万円と伸長した

主力の港湾運送では、輸出入作業、自動車関連貨物の取扱量、新倉庫の稼働開始に伴う保管貨物の取扱量が増加した。工場荷役請負でも構内での運搬作業が増加するなど、売上高は9.1%増の1285億9700万円となった。

24年3月期の通期業績は、エネルギー価格の高騰に加え人件費や外注費の上昇などを織り込み、売上高が5.8%増の2900億円、営業利益が1.8%減の310億円、最終利益が4.5%減の235億円と増収減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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