ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フジトランスP・関通そろい踏み、物流革新セミナー

2023年5月18日 (木)

話題

LOGISTICS TODAYは25日、「物流革新」をテーマに、業界改革の現状と展望を考えるライブ配信セミナー「物流革新〜人手不足時代のロジスティクス最前線」を開催する。

物流業界が直面するDX(デジタルトランスフォーメーション)改革への対応や、人材不足の問題に関しては、さまざまな方面からその対策が語られてきた。しかし、いざ取り入れてみるほどの確信を得るには至らず、それ故、改革という冒険への足取りが遅くなってしまっているのが実情ではないだろうか。

今回のセミナーは、物流業界において各分野のトップリーダーでありながら、絶えずトライを繰り返し実際に変革を成し遂げてきたキーパーソンが集まる、またとない機会となる。

基調講演の登壇者1人目は、独自のEC(電子商取引)ロジスティクスで物流業界をリードする関通の専務取締役・松岡正剛氏。物流でのドミナント戦略・東西2拠点戦略を核に、ただの荷受けにとどまらず新しい形で荷主とのパートナーシップを構築し、積極的なDX改革の導入でEC市場を席巻してきた関通。松岡氏は、創業者と共に同社の改革と成長の陣頭指揮を執った人物だけに、快進撃企業の対荷主対策の具体例を参考にするチャンスとなろう。

もう一つの基調講演の登壇者は、幹線輸送への特化から改革に着手し、いまや最強の運送会社となったフジトランスポート(奈良市)代表取締役・松岡弘晃氏。業界を取り巻く環境の変化へのネガティブな状況ばかりが叫ばれるなか、これまでも、むしろ逆風の状況にこそビジネスチャンスを見出してきた松岡氏のリーダーシップによる改革こそ、人手不足という課題解決のヒントがあるのかも知れない。

それに加え、現場業務のマニュアル標準化による改革事例をBtoBクラウドサービスとコンサルト事業を展開するスタディスト(東京都千代田区)本間遼氏が、RFIDの具体的な業務活用事例をLOGISTICS TODAY客員企画編集委員・永田利紀氏がそれぞれ紹介する。物流DXの現状と具体的な手法に関してはシステム開発と経営コンサルトを手がけるClipLine(クリップライン、同)金海憲男氏が、物流現場での実際の業務デジタル化とエッジコンピューティング運用事例については日本ストラタステクノロジー(千代田区)香月千成子氏が、それぞれ物流改革の最先端の知見・事例を項目ごとに「深掘り」する。

人手不足の現状、倉庫などの省人化・効率化・自動化は、その対応の最前線となっており、具体的な事例をどれだけ取り込み、実例として取り組めるかが重要となってくる。いち早く物流改革に乗り出した先駆者達の話が、物流に関わる企業それぞれの戦略を見つめ直すヒントとなり、これを契機にまた新たな改革者が登場するのではと期待が膨らむ。

「物流革新〜人手不足時代のロジスティクス最前線」開催概要
会期:2023年5月25日(木)13時〜16時20分
形式:ライブ配信セミナー
主催:LOGISTICS TODAY株式会社
企画協力:ITmediaエンタープライズ
参加費:無料

詳細・申込フォーム